2018年12月21日
外貨預金の追加の10,000円が承認されないため、12月18日にポイントインカムに問い合わせをしたところ、12月27日に付与されました。
まだ外貨預金の追加分10,000円が付与されていない方は問い合わせしてみてください。
また、この件につきましてコメントで質問をしてくださった方がいたのですが、ちょうどサーバー移転をしているときだったため、コメントしていただいた内容が現在の記事には反映していないようです。ゴメンナサイ(*;ω;)
ポイントサイトをしていると、たびたび見かける「口座開設後に外貨預金をすると、さらに10,000円追加でプレゼント!」の案件。
外貨預金ってなんだろう?
なんだかよく分からないしこわいなぁ。
こう思っている方も多いのではないかと思います。
こういった案件は、通貨と報酬にもよりますが、安定した通貨で手数料が安く、なおかつ報酬が多ければ、基本的にはかなりオトクな案件になります。
そこでこの記事では、ポイントサイトからの外貨預金の案件がどのくらい利益になるのかと、外貨預金のメリット、デメリットなどを見ていきましょう。
今までよく分からなかった方も、ぜひ知ってみてね!
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INDEX
外貨預金とは「外国の通貨で預金すること」
まず外貨預金とは、外国の通貨に交換をして預金をすることです。
わたしたちは通常は日本円で預金をしていますが、これを例えばアメリカ合衆国の通貨である「米ドル」に交換して預金をすることが、外貨預金にあたります。
外貨預金をするメリット
なぜわざわざ外国の通貨に交換して預金するの?
円預金よりも、増える可能性があるからだよ!
外貨預金のメリットは、円預金よりも増える可能性があるからでしょう。
外貨預金で増える仕組みはふたつあります。
- 金利で増える
- 為替差益で増える
それぞれのお金が増える仕組みについて見てみましょう。
外貨預金の金利で増える仕組み
日本の普通預金の金利は、0.001%というとてつもなく低い金利が当たり前のように設定されています。
銀行にもよりますが、金利優遇キャンペーンを打ち出しても、1%程度までしか上昇しないんですね。
参考までに、三菱東京UFJ銀行の金利は以下のとおりです。
普通預金 | スーパー 預金 |
スーパー 定期 |
---|---|---|
年0.001% | 年0.001% | 年0.010% |
2018年10月22日現在。なお、メガバンクということでここでは三菱東京UFJ銀行を取り上げましたが、他意はありません。
日本円では、預金をしていても数十円や数百円しか増えないようなレベルの金利です。
ですが、外貨預金となると、0.5%や0.7%という高金利で取り扱っている銀行があるんですね。
参考までに、三菱東京UFJ銀行だと、外貨預金の金利は以下のようになっています。
通貨 | 普通預金 | 定期(1年) |
---|---|---|
米ドル | 0.2% | 1.58% |
豪ドル | 0.3% | 0.6% |
2018年10月22日現在
外貨預金になると、金利が高くなっていますよね。
これが「外貨預金の金利で増える仕組み」であり、1つ目の増える仕組みです。
外貨預金は為替差益で増える仕組みもある
もうひとつ、外貨預金には増える仕組みがあります。それが「為替差益」です。
どういうことかというと、外貨預金は、日本円を他の国の通貨に交換しますよね。
交換したお金を現地で使うならよいですが、日本で使いたいときや、日本で引き出したいときは、他の国の通貨から日本円に再度交換し直す必要があります。
そして日本円→外国通貨、外国通貨→日本円に交換するときのレートは一定ではありません。
例えばですが、100円→1ドルに交換しても、1ドル→110円で交換できたら、10円の利益が出たことになりますよね。
この仕組みで利益がでることを「為替差益」というわけです。
なんとなく分かったかも!
外貨預金のデメリットはリスクがあること
じゃあ外貨預金した方がオトクだよね!
ちょっと待って!外貨預金は円預金よりは確かに増えやすいけど、リスクもあるんです。
外貨預金には、多少のリスクもついてくるというデメリットがあります。
円預金よりも確かに増えやすい性質を持ちますが、外貨預金のリスクについても理解しておきましょう。
外貨預金は「預金保証制度」の対象外なのでゼロになる場合も!?
日本では、円預金で預けていた金融機関が破綻しても、1,000万円までは元本保証してくれる「預金保証制度」という制度があります。
そして外貨預金はこの「預金保証制度」の対象外となっています。
万が一金融機関が破綻した場合、外貨預金で預金してあった分には預金保証制度は適用されず、預けてあった預金はきれいさっぱりゼロになります。
外貨預金は「為替手数料」がかかるのもデメリット
外貨預金は、日本円と外国の通貨を交換する必要があります。
このときに「為替手数料」という手数料が発生します。
為替手数料は金融機関ごと、通貨ごとに自由に設定ができて、金額もピンキリです。
銀行によって片道4円なんて設定もあれば、片道2銭という設定もあり、かなり幅があります。
為替手数料は設定された金額や取り引きする金額によって大きく左右されますし、そこまで大きな金額にならないこともありますが、場合によっては為替手数料だけで数千円かかることもあります。
この「為替手数料」というコストがかかることは、外貨預金のデメリットです。
「為替差損」で元本割れのリスクもある
先ほど「外貨預金が増える仕組み」のところで「為替差益でお金が増える」と説明しましたが、反対に、「為替差損で元本割れする」というリスクもあります。
プラスになるとき
- 100円→1ドルに交換して、1ドル→110円で戻した
- 10円の利益
マイナスになるとき
- 100円→1ドルに交換して、1ドル→90円で戻した
- 10円の損失
外貨預金は元本が保証されていません。
交換するときのレートは常に変動しているため、タイミングによっては元本割れし、損失となることもあります。
相場を見ておくのが大事!
外貨預金も「安く買って高く売る」のが基本なんだね。
ポイントサイトの「外貨預金」のキャンペーンはオトクなのか
ポイントサイトでは、「口座開設をして外貨預金をすると10,000円プレゼント!」というキャンペーンをしている案件がたまにあります。
結局のところ、こういう案件はオトクなの?
こういった「口座開設をして外貨預金をする案件」は、単純にいえば、もらう金額よりも出費が少なければ利益になるわけです。
ここでひとつ、わたしが先日申し込んだ「GMOあおぞらネット銀行」の外貨預金の例を見てみましょう。
GMOあおぞらネット銀行の外貨預金の条件は以下のとおりです。
「GMOあおぞらネット銀行口座開設キャンペーン」実施中!
新規口座開設後、申込日の翌月末時点で50,000円以上の外貨預金残高を確認できた場合、さらにインカムポイントとして「GMOあおぞらネット銀行ご利用ボーナス」100,000ptをプレゼント!
※2018年10月1日~10月31日までに新規口座開設の申込をされた方のみポイント対象となります。
※「GMOあおぞらネット銀行ご利用ボーナス」は2018年12月初旬頃の付与を予定しております。
つまりわたしが外貨預金をするにあたって、最終的にプラスにしてお小遣いを獲得するための方法は以下のようになります。
- 11月末時点で外貨預金残高が50,000円以上であること
→元本割れの可能性も考慮し、やや多めに入金しておく - 多少の元本割れはOK
→ポイントサイトから1万円がもらえるので、為替相場が激変するような社会情勢の動きがない限り、大幅には変動しないと思われる - ポイントが付与されるまではできればそのままにしておく
最終的にお小遣いを獲得するために、これらの条件を守って外貨預金をしたいと思います。
GMOあおぞらネット銀行で取り扱う通貨、金利、手数料の一覧
GMOあおぞらネット銀行では、外貨預金できる通貨が8種類あります。
金利や手数料を考慮した上で、通貨を選択しましょう。
通貨 | 金利 キャンペーン適用 |
手数料 |
---|---|---|
米ドル | 1% | 2銭 |
ユーロ | 0.001% | 10銭 |
英ポンド | 0.4% | 15銭 |
豪ドル | 1% | 15銭 |
NZドル | 1% | 15銭 |
カナダドル | 0.8% | 15銭 |
スイスフラン | 0.001% | 20銭 |
南アフリカランド | 4% | 7銭 |
青字にしてあるところはキャンペーン金利が適用されています。
ちなみにわたしは比較的安定した米ドルで、以下のように預けます。
- 米ドル
- 預入金額 57,000円
為替手数料は1通貨あたり2銭ですので、57,000円くらいの金額であれば数百円程度におさまりますので、大きな手数料にはならないでしょう。
外貨預金をするときは過去の為替相場も見てみよう
外貨預金をするときは、過去の為替相場も見てみましょう。
過去の為替相場を見ることで、底値はいくらか、今は高いときなのか、売り時なのか、指定した期間の相場など、さまざまなことが分かります。
為替相場はYahoo!ファイナンス ドル/円(USDJPY)よりチェックしています。
米ドルは2018年10月22日時点では円高の傾向にあるため、為替差益で大きな利益を得るのは少し厳しい状況であることが分かります。
外貨預金の為替差損益をシミュレーションする方法
外貨預金の為替差損益もシミュレーションしてみましょう。
シミュレーションとしては、過去の相場を見て、あまり結果がよくなかったことを想定して以下のように計算しています。
- 1ドル=112.57円で購入
- 1ドル=110.00円で売却
※Yahoo!ファイナンスより過去4か月ほどのチャートを見て、低めに見積もっています。 - 金額505.00USD
※実際はもう少しあったのですが、ちょっと低めに見積もっています。 - 金利1%
シミュレータは住信SBIネット銀行の外貨シミュレータを利用しています。
過去の相場を見て、やや悪い結果でシミュレーションしてみると、為替差損益はおおよそ-1,252円という結果になりました。
このシミュレーションでは数値が芳しくなかったことを想定して計算していますが、それでも損失は1,252円程度いうことですね。
もちろん売却時のレートがもっと低くなることや、最悪の場合は銀行が破綻してしまえば、預金が0円になる可能性もあります。
ただ、この1,252円という数字を見ると、ポイントサイトから10,000円をもらってもさらにマイナスになるときには、相場がよっぽど落ち込まないといけないことが分かります。
銀行の破綻のリスクはコントロールしようがないですが、為替差損益に関しては、売却時のレートを見て売ればいいだけなので、ある程度のコントロールができます。
よって、ポイントサイトから10,000円がもらえる外貨預金の案件は、オトクになりやすいと判断できます。
ポイントサイト経由でGMOあおぞらネット銀行を口座開設して外貨預金をしてみた
GMOあおぞらネット銀行で外貨預金をしてみました。
わたしは外貨預金は初めてだったのですが、操作は直感でできて、かなり分かりやすいです。
また、外貨預金後も差益が確認しやすく、交換するタイミングを考えやすいのも特徴ですね。
GMOあおぞらネット銀行の外貨預金の手順は別の記事でまとめていますので、こちらをチェックしてみてください。
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外貨預金のリスクを下げるために入金のタイミングを見るといいかも
リスクを考えると、すぐに入金するよりも、期日の1週間ほど前に入金した方がいいかな?
わたしは忘れやすいのですぐに入金したけど、入金のタイミングは期日に近くてもいいかもね!
外貨預金をすることでポイントサイトからボーナスポイントの10,000円がもらえるキャンペーンは、「期日までに指定された金額以上の残高があること」が条件となっていることが多いです。
入金のタイミングは特に指定されていないことが多い印象を受けますね。
もし入金のタイミングが条件にないのであれば、リスクを少しでも下げるため、期日の1週間ほど前に入金するのもひとつの方法ですね。
というのも、早めに入金をするデメリットとしては、
- 破綻して0円になるリスクを負う期間が少し長くなる
- レートが低くなる可能性がある(=「もう少し安く外貨が買えたのに!」となる)
ことが挙げられます。
もし期間に余裕があるようであれば、過去の為替相場を見て、「今が買い時かな?」と思うタイミングで入金するのもアリですね。
ただし、あまりギリギリに入金をすると条件を満たせなくなる可能性もありますので、期間には少し余裕を持って入金することをおすすめします。
2018年11月17日追記
読者様より、「早く入金するよりも、キャンペーンの期日に近い方がリスクは低いのではないか」とのご意見をいただきましたので、この項目を追加しました。
入金のタイミングにはこのような考え方もあるということで、参考にしていただければと思います。
ポイントサイトからボーナスがもらえる外貨預金の案件は要チェック!
ポイントサイトから、「外貨預金をすると10,000円!」という案件が出ていることがあります。
ですが外貨預金がどんなものか分からなかったり、損失が出そうで不安だったりと、なかなか踏み出せなかった方もいるのではないでしょうか。
そのときの状況でかかってくる費用や損益額などは変わってくるので一概には言えないのですが、10,000円ももらえて、為替手数料が安いネット銀行などであれば、この金額を上回る損失が出ることはあまりないのではないかと思います。
気になっていた方は、「いくら損失がでるか」のシミュレーションをしてみて、もらえる金額との兼ね合いを見てみるのがおすすめです。
口座開設だけで
\ 最大2,000円GET!? /
相場は社会情勢が変わると大幅に変動する可能性があります。トータルで必ずプラスになることを保証するわけではありません。外貨預金をする場合は、その性質を理解した上でご利用ください。